さて、あらためて地図を見ます。

アンコール遺跡の代表建築物はアンコールワットなんでしょうが、その北側にもアンコール・トムという遺跡の町があり、それ以外にも無数の遺跡が点在しているのがアンコール遺跡。

当然、1日いや半日で見ることのできる範囲は限られます。

ここは、素直に、あのレンタル屋さんのアドバイスに従って、オレンジ色のショートコースをチョイスします。

ショートコースとはいっても、アンコールワットにアンコールトム。
その他にバンテアイ・クディ、タ・プロームなども見れるのでよしとします。

ていうより、アンコールの遺跡を半日で見学してしまおうなんて、誇り高きカンボジア人に怒られそうですが、こちとらショートバケーションなので、仕方ありません。
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まずは、バンテアイ・クディ。チケットセンターの横の道路を、北に向います。
体力のある欧米人は自転車ですか・・・ すごいな
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しばらく行くと、チェックポイントが現れます。
さっき買ったばかりのチケットを提示。サングラスを外してくれ、とか、なかなか厳重。
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そして、さらに行くと、バンテアイ・クディが見え、その正面に湖というか池が広がります。
スラ・スランです。
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このスラ・スラン周辺は、カンボジア人たちの憩いの場所となっているようで、ロードサイドが出店で賑わっています。
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そして、この出店の中に、Eバイクのフリーチャージスポットがあるというので、そこを探します。

まだ10キロも走ってませんが、レンタル屋のお姉さんも、
「ここでのチャージはマストよ。遺跡見学している間に、チャージできるんだから。」と念を押していました。
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バイクを押していくと、店の中からスタッフが出てきて、手際よくコードを繋いでくれます。
そして、「中でランチどう?」と勧められましたが、まだ11時。辞退します。
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身軽になって、スラ・スランのほとりを散歩。
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王様の沐浴池だったそうです。
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スラ・スランのほとりで談笑するカンボジア人家族。
後で知ったのですが、今日は木曜日だけど、カンボジアの祝日だったらしい。

それにしても大家族。カンボジアの将来が楽しみですね。
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さて、スラ・スランからバンテアイ・クディに向います。歩いてすぐです。
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Eバイクを飛ばしていたときは気づきませんでしたが、すごい日差し。
亜熱帯なんだから当たり前ですが、強烈です。気温は30度前後なんでしょうが、日差しが痛いくらい。

なので、フォレストの中に入ると、爽やか。やっぱり、今カンボジアは乾季なんだね。
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広範囲に散らばってる遺跡。
時間のある人は、これらを一つ一つ見ていくんだろうな。
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バンテアイ・クディの正面に来ました。
ここでも、カンボジア人家族が記念撮影。
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バンテアイ・クディとは、「バンテアイ」は砦という意味で、「クディ」とは、僧房のことを指すとのこと。
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中に入ると、参道が続きます。
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見えてきました。あれが東塔門かな。
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なんか、じっと見てると、日本のお寺のようにも見える・・・
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このバンテアイ・クディは、最初はヒンズー教の僧院として建てられたらしい。
10世紀の頃。
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その後、ジャヤヴァルマン七世によって仏教寺院として生まれ変わったとのこと。
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なので、あの手がいっぱいあるヒンズー教ではなく、仏教の仏像が、静かにたたずんでいます。
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700年以上も前のレリーフ。(こういうのもレリーフというのかな?)
よく、残っていたと思います。
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石柱もしっかり。
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しかし、地震でもきたら崩れそう・・
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元は屋根があったんでしょうね。
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「~歩き方」にも写真で載ってる、踊り子のテラスのアプサラのレリーフでしょうか。
写真とは、ちょっと違う気が。こういうとき、ガイドがいないと辛い・・
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でも、石柱という石柱に、描かれています。
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敷地はけっこう広いです。
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この格子戸のようなのは、窓だったとのこと。
これは、隙間まで埋まっちゃってますけどね。
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ところどころ、屋根が残っているところも。
しかし、こういうところを徘徊するのは楽しいね。
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迷路のようです。
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これはデバターでしょうか。彫りの深さが印象的です。
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観光客だけでなく、毎日お参りに来る僧もいるようですね。
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このあたりが西側の果て。引き返します。
さすがに暑くなってきました。
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すごい立派な木。
実はこの後、もっと立派ないろんな樹木を見てびっくりするのですが、このときはたまげてしまいました。
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帰り道、私設ガイドのような若い兄ちゃんに声をかけられて上を見ると、何かがうごめいてました。

「クロウ?」と聞くと、「ノー。バット!」

こうもりでしたか。
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その兄さんが案内してくれるというので、カネは要らないというので、ついていきます。
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ここから写真を撮れ、とか、観光客に手馴れた感じ。
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日本人は多いか?と聞くと、中国人が圧倒的に多い、との答え。

でも、これなんか、ナイスアングルだね。
一人で歩いてたら、この構図は見つからなかったでしょう。

若い兄さんに感謝です。
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さて、小一時間もいて、軽く疲れ、そしてのどが渇きました。

そろそろ戻ります。
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参道に連なる出店。
ヤシの木のジュースなんかがけっこう売れてるようです。
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大家族。平和な光景です。
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バンテアイ・クディの外に出ました。
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とたんに出くわすバイクタクシーの群れ。
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池のほとりで休日を楽しむカンボジアの家族。
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Eバイクを止めた場所に戻ってきました。
チャージをしておいたおかげで満タンです。

店の女の子が、しきりに「ランチ食べていきなよ」と誘ってくれるんですが、もう13時近く。

ずいぶんのんびりしてしまいました。
シェムリアップの日没は18時。あと5時間しかありません。
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Eバイクにまたがって、次の目的地、タ・プロームに向います。
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ここでいいのかな。
看板が出てないからちょっと迷いましたが、スマホのmapsmeもタ・プロームを指してるし、間違いないでしょう。

Eバイクを止めて、中に入ります。
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タ・プロームの中は、中国人の団体でごったがえしてます。
ガイドさんが一生懸命に説明。中国語なので、一切わからず。当たり前・・・
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神殿へ向う通路はこの程度でしたが・・・
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西門の入り口が狭いため、通勤ラッシュなみの混雑。
正直、観光地で、これほどの混雑は初めての体験。

ちなみに、西門は正門ではなく、反対側の東門から入るのが正しいらしい。
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まったく身動きがとれず、時間がどんどん経ちます。
タ・プロームに着いてから、もう30分以上が経過している。少し焦りだします。
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ここタ・プロームは、さっきのバンテアイ・クディとは逆で、仏教寺院として建立されたものをヒンズー教寺院として改修したとのこと。
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巨大な樹木に覆われた神秘的な寺院と聞いていますが、まだその姿が見えません。
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南側に回ると、崩れた瓦礫がそのままに。
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その瓦礫を養分とするかのように、巨大な樹木が。
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しかし、これは立派な木だ。樹齢何年ぐらいになるんだろう?
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しばらく外壁と瓦礫が続きます。
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たしかに、これはすごい遺跡だ。全部石で、よくここまで造ったものと思います。
樹木がからんでいるぶんだけ、先日見たギリシアの遺跡よりもミステリー度が高く感じる。
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また出た、巨大な木の根っこ。
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回廊の中も散歩して見ます。
ていうか、日なたがあまりにも暑いので、日陰に避難。
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これが回廊。うーん、神秘的だ・・・
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ここは、さっき見たバンテアイ・クディのように、窓に格子戸が入ってないですね。
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のんびり見学したいところですが、時間がありません。

時計を見れば14時。タ・プロームに入ってから1時間も経ってしまった。

このあとアンコール・トムを見てから、アンコールワットに向うつもりですが、さっきのレンタル屋さんによれば、アンコールワットには、15時半に着くとちょうどいいらしい。

ちょうどいいというのは、中国人が少なかったり、撮影するときの光線だったりということですが、あと1時間半というのは、いかにもあわただしすぎ。

時間配分を間違えちゃったかな・・・
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まあ、なんとかなるさと、出口に向います。
ああ、もう少しいたい・・・
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こちらが、東門の方で、まだまだ立派な樹木が登場しそうですが、無念の思いで引き返します。
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それにしても、この木もすごいな。
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これもすごい・・・  ていうか、こんなの今まで見たことない。
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木に圧倒されていますが、壁に描かれているレリーフも見事なもの。
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こんなに美しく、細部まで彫られています。よく風化してしまわないものです。
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また、すごい木・・・
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じっと見てると、「ワンピース」の空島に出てきた風景が脳裏に浮かびます。
ひょっとして、尾田先生、ここをモデルにしたとか。
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回廊へ向う通路は大渋滞。
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後ろから見ると、中国人も日本人?
しかし、何故か、今のところ、日本人とは出くわしません。
たぶん、いっぱいいるんでしょうけど。
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回廊を出ると、またまたとどめのスゴイ木。
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「~歩き方」にも、樹木に押しつぶされそうになりながら、かろうじて寺院の体裁を保ってる、とありますが、その表現には納得がいきます。

ほんとにすごい・・
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これもまた見事。
なんか、すごいすごいとばかり言ってますが、これ以外に表現が見つからない。

実物を見ると、ほんとにすごいですよ。
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回廊をたどって・・
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この木なんて、記念撮影する人が止みません。
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この遺跡が造られたのが12世紀。
900年くらいで、木ってこんなに育つものなんだね。
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あと、何百年かすると、ほんとに遺跡そのものが木に取り囲まれそう。
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最後まで、木の祭典でした。
さすが、世界の世界遺産、アンコール遺跡です。
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ようやく出口に。
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そして、止めて置いたEバイクに。
しかし、時間オーバー、遅刻だ~・・・   こりゃ、ランチ食べる余裕ないな。

現在14時20分。
もう、アンコール・トムへ向っちゃいましょう。
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でも、のどは渇いた(笑)  またまた、ペットボトル持つの忘れてます。