カンボジアといえば、アンコールワット。
多くの旅好きの方が思い浮かべることだと思います。

私もその一人ですが、私がカンボジアに行こうと思ったのは、もっと不純な動機で、「安く、弾丸旅行が可能だったから。」といつも通りです。

ところが、香港エクスプレスから、フライト変更の知らせが入り、「弾丸&格安」で行くわけにはいかなくなりました。


しかし、気持ちは行く気になってしまっている・・・

「地球の歩き方」は、久しぶりに新品を仕入れて勉強してたし(笑)


それで、同じ日程でアンコールワットの城下町ともいえるシェムリアップまで、どんな便があるかなと検索していたら、案の定、8~9万円台。

香港エクスプレスが41,000円ほどで予約できていたことを考えると、倍の予算。

でも、ANA便が87,000円で確保できるとわかって、予約を入れました。


差額の46,000円は、すごく痛い・・・

でも、このANA便で往復すれば、予約クラスから計算すると約5,000マイル手に入る。

ということは、将来のビジネスに投資したと考えれば、1マイル5円と考えても、5,000マイルは25,000円分の価値。これで、差額は21,000円。

そして、無料で機内食やワインが出てくることを考慮すれば、差額は1万円台に。

こう、自分を説得し、カンボジア弾丸旅行に出かけることにしました(^^)v


ほんとに、当初は、格安チケットが手に入ったからというのが動機でしたが、「~歩き方」を手に入れて目にした神秘的な数々の遺跡は、旅心を燃え上がらせるに十分な美しさ。

それに、カンボジアといえば、私の幼少のころの貧困国の象徴。
(差別的な表現は申し訳ない・・・)

ちょうど、ポルポト政権の時代でしたが、あの悪夢の時代からカンボジアは蘇り、シェムリアップや首都プノンペンなど、アジアの発展を象徴する勢いとのことです。

子供の頃に目にしたプノンペンの街の表情が忘れられません。


今回の旅の日程は以下の通り。
11月22日(木)羽田 0:30 ⇒ 
11月22日(木) ⇒ バンコク 5:35着 8:00発 ⇒ シェムリアップ 9:00   ~観光~ 泊
11月23日(金) アンコールの郊外の遺跡ツアー        泊
11月24日(土) バスでプノンペンに移動  ~プチ観光~    プノンペン22:50 ⇒
11月25日(日) ⇒成田6:30

会社から休暇を1日だけもらい、2泊4日となる日程。

アンコールの遺跡は初日のみの弾丸見学。
そして2日目は、タイ国境方面へのツアーに参加し郊外の遺跡を見物し、プノンペンの町並みまで見学するという相変わらずの超弾丸日程ですが、次にいつカンボジアに来られるかわからないので、仕方ありません。

とにかく、シェムリアップ到着は朝の9時。

シェムリアップの空港は、町の中心部から近いと聞いています。

すると、仕事を退けて、機内で一眠りし、翌朝の私の目の前には、アンコールの遺跡が・・・
なんて演出が待っているかもしれません。

と、勝手に期待を膨らましながら、いつものように、リムジンバスで、夜更けの羽田空港に向って出発です。
00010930
前回の利用から1ヵ月半。
冬化粧に模様替えした羽田空港。



オンラインチェックインしておきましたが、オートマシンでチケットを発券。

バンコク経由のシェムリアップ行き。
バンコクからシェムリアップまでは、バンコクエアウエィズとのコードシェア便。
00010931
このANA便の機内食は朝に出るので、夕食は今のうちに。

かき揚天丼が食べたかったのに売り切れでした。
でも、かき揚そばをおいしくいただきます。こりゃ、おいしいわ・・
00010936
満腹して、ダイナースクラブカードで入れるラウンジで休憩していると、突然名前を呼ばれます。

これには、びっくり!!

空港で、名前を呼ばれるのは3度目。

1度目は、ブエノス・アイレス空港で、アメリカン航空からの呼び出し。
チケットをオートマシンで発券して、そのままゲートに向ったものだから、荷物の数の検査でした。

2度目は、ここ羽田空港。シンガポール航空の搭乗を待っていたら、預け荷物の中に充電池が入っていることが判明。「これは、預けることはできません。」とのことでした。


今回は、いずれも該当せず・・・ いや、違う・・・1度目のときと同じだ、カウンターを通ってない。

何だろう?? と思いながら、ゲートに向うと、
「バンコクで乗り換えて、カンボジアまでですね。入国書類は用意してますか?」とのこと。

なんだ、驚いた、そんなことでしたか。
00010956
上記のeビザを提出して、事なきをえます。

カンボジアは、入国にビザが必要な国。
アライバルでも取得できるそうですが、到着便が集中すると混雑する可能性もあるので、事前に取得しておいたほうがいいです。

eビザの申請方法は簡単で、あらかじめ、スマホなんかで自分の顔写真を撮っておき、カンボジアのオフィシャルサイトで入力フォームにしたがって必要項目を入力。

そして写真をアップロードして、クレジットカードで決済(36ドル)して申請はおしまい。翌日には、eビザが添付されてメールが返信されていました。


一安心して、今度はゲート前でボーディングを待ちます。
ANA便なので、当たり前ですが、ゲート前は日本人でいっぱいです。
00010932
機内に入ると、最新の機体のよう。さすがANA。
00010934
モニタも最新仕様。ま、私は地図しか見ないんだけどね(笑)
00010933
いつの間にか、雨が降り出しています。
このところ、出国はいつも雨、だな。
00010935
飛び上がってすぐ、飲み物を配りに来ました。
ワインをいただいて、すぐに眠ってしまいましょう。

明日は、到着早々、アンコールの遺跡を巡るつもり。寝不足は禁物です。
00010937


そして、到着2時間前に、朝食が配られます。
パン・ケーキを主体にした洋食。とても、おいしかったです。
00010938
予定通りに、バンコク・スワンナプーム国際空港に到着。まだ真っ暗な朝5時過ぎ。

この空港も、これで往きだけでも5度目。トランスファーも3回目。

なので、ようやく勝手がわかってきました。
00010942
シェムリアップ行きのゲートはc2A。
ボーディングまで、ちょうど2時間くらい。いつも通り、ラウンジで休憩しますか。
00010943
おお、懐かしい・・・
半年前にミャンマーに行ったときにも利用したMIRACLEラウンジ。

もちろん、プライオリティ・パスの使えるラウンジです。
00010939
酒類提供の様子も、半年前と同じ。

これから帰国なら、迷わずいただいちゃうところですが、この後のアンコール遺跡めぐりでは、自転車あるいはEバイクでのツーリングを予定しています。

何の気なしに飲んだら、酒気帯び運転!になってしまいます。
00010940
さっき、機内でおいしい朝食をいただいたばかりですが、チャーハンがとてもおいしそうに見えたので、軽くいただきます。
00010944
まだ到着便も少なく、静かなラウンジ。

飛行機の中で眠ったといっても、そもそも飛行時間は6時間。睡眠時間は3時間ほどです。

スマホの目覚ましをかけて、1時間ほど二度寝です。
00010945

ラウンジでの二度寝の効果は絶大で、さあ、アンコールの遺跡を見に行くぞ!と元気がみなぎります(^^)v


ところが、またアナウンス。そして、私の名前が呼ばれた気が・・・

いったい、なんだい?? とゲートに歩み寄ると、
「帰りはプノンペンからですね。シェムリアップからプノンペンまでは、どうやって移動するの?」

うわ、社会主義国時代の名残??

バスで移動しようと思ってるよ、とカタコトの英語で答えると、パスポートをパラパラ見てる。


もちろん形式チェックで解放されましたが、目的地に着くまで2度も呼び出されるなんて、私はスパイか??



気を取り直して、再びゲートへ。

バンコク・エアウェイズに乗るのも久しぶりですが、前回はJALとのコードシェア便だったような。

アライアンスが違う航空会社でも、コードシェアってあるんですね・・・詳細不明・・
00010941
バンコク・エアウェイズの機体が並ぶ、スワンナプーム国際空港。
二度寝している間に、夜も明けました。
00010947
シェムリアップまでは、わずか1時間。
日本から飛んできたルートそのままに、インドシナ半島を少し戻るだけです。

それでも、機内食が出ました。つごう3度目の朝食ですが、ヨーグルトがおいしかったです。
00010948

短い飛行時間ですが、カンボジア入国には一仕事。

入国カードに税関申告書。
「~歩き方」には、CANONの一眼レフを持っているんだったら・・・ なんて、書いてあるからビビッちゃうじゃないですか。

プレゼントでくれたスクラッチカードを削るのも後回しで、一生懸命書きます。
00010946

それにしても、デジタル時代。字を書く習慣から遠ざかり、指の筋肉の衰えを覚えるわ・・


そして、書き終わった頃、雲が切れ、カンボジアの大地が姿を現しました。
00010949
いや、これは、大地というより湿地ってな感じ。
00010950
なんかすごいな、こりゃ。
11月のカンボジアは乾季と聞いていましたが。
00010951
でも、シェムリアップの町が近づくと、大地も乾いてきます。
乾いているといっても、水田が多いね。
00010952
ドスンと到着したシェムリアップ空港。三角屋根がかわいいです。
00010953
搭乗客と一緒にゾロゾロと・・
さすが、世界の観光地。搭乗客も人種のるつぼ。

冬模様の日本から来ると、気温の差を一気に感じます。
00010981
入国審査はあっさりしたもの。
「~歩き方」には、10本の指紋をとられるとか色々書いてありましたが、規則が変わったんでしょう。

指紋もとられず、何も質問されずに入国完了。入国カードの半券がホチキスで留められ、その上にスタンプがドンです。
00010957
カンボジアの通貨はリエル。
ただいまのレートは、10,000リエルが約280円。久しぶりにインフレ通貨を見ました。

ところで、街中では、USドルがふつうに使えるらしく、なにも両替しなくてもよいみたい。

でも、現地通貨欲しいよね。50ドルほど両替しておきました。(多すぎた・・・)
00010958
そして、最後に税関申告書を出すと、こんなものいらんよって感じで受け取られます。そうなんだ。

いよいよカンボジア入国。これで、海外渡航27カ国目です。
00010954
空港には、ホテルに依頼しておいた迎えの運転手が来ていました。
00010955
ふつうのクルマかなと思いきや、バイクタクシー。
00010982
風を切って、いきなりアジアモード全開。
00010961
いやあ、気持ちいいなあ。
昨夜まで仕事してて、一夜明けてこの世界。
これだから、旅はやめられませんね(笑)
00010962
すぐ着くのかな、と思ってたら、空港と町の間は、意外と距離あります。
00010963
シェムリアップの町に入ったようです。
00010964
町に入ったとたんに、渋滞モード。これもアジア。
00010965
目指すホテル前の道は、未舗装でした。ホコリを巻き上げて、バイクタクシーが駆け抜けます。
00010966
今日と明日、2泊するチャイロン アンコール ブティック ホテル。
スタッフは、とてもフレンドリー。しかし、チェックインは12時から、これは仕方ない。

現在10時前。荷物だけ置いて、アンコールの遺跡を見に行きましょう。

最初から、そのつもりでした。
明日は、郊外の遺跡に遠征するつもりなので、アンコールの遺跡めぐりは今日しかありません。
00010967
アンコールの遺跡を巡るのに、自転車にするか、Eバイクにするか悩みましたが、シェムリアップの町からアンコールの遺跡は、単純に往復するだけで10キロ以上。
遺跡をあちこち回れば、トータル移動距離は20キロ以上になるかもしれません。

ここは、素直にEバイクで行くことを選択です。

まずは、ホテルから200m。シェムリアップの目抜き通りともいえるシヴォタ通りに出ました。
00010968
そして、このシヴォタ通りを北のほうに3~400m行くと、「~歩き方」にも掲載されているグリーン・イー・バイクというレンタル屋さんがあるようです。
00010969
カメラを提げて歩いていると、バイクタクシーの運転手から、「乗っていかないか!」と声をかけられます。
「いや、バイクで行くから。」と答えると、そんなにしつこくありません。

だって、ほかにも観光客いっぱいいます。

シェムリアップは観光客だらけの街です。私の第一印象。
00010971
シヴォタ通りをテクテクと。
00010970
へえ、この大きさのケバブが1ドルですか。
それよりも、ほんとにドルだけで十分みたいだな。50ドル分両替したリエルは余計だったかも。
00010972

そして、たどりついた、グリーン・イー・バイク。

店頭に座り込んでいた綺麗な欧米系のお姉さんが、とても親切に使い方を解説してくれました。

聞き逃しちゃいけないのが、バッテリーの充電方法。

「このメーターを見て。今、50ボルトを指していてフルよ。これが、45ボルトになったら、あと3キロメートルしか走れないわ。気をつけてね。」

タイやロックの方法や、充電方法などひと通り教わって、出発です。
00010983
お店でくれたマップ。
バッテリーのフリーチャージ・ポイントや、本日の日没時刻までを逆算したおススメのコースなども教わりました。

最大の目玉アンコールワットは、夕方に行ったほうがよいとのこと。
今行くと逆光だし、午前中は中国人がいっぱいいるから、というアドバイスです。
00010987

さて、出発。
いやあ、ミャンマーのバガンを思い出すなあ。

でも、バガンよりも、圧倒的に交通量が多い。安全運転でいかないと。

ここでいう安全運転とは、みんなの流れに乗ること。
1台だけタラタラ走ってたら、かえって危ないのは日本だって同じ。

郷に入らば郷に従えで、みんなと同じペースで走ります。


それにしても気持ちいい!

深夜便の到着ゆえ、若干寝不足ではありますが、目の覚める思いです。
00010985

町の入り口のゲートかな。

ところで、アンコールの遺跡を見学するには、アンコール・パスというチケットが必要。
これ1つで、アンコールの遺跡はすべて(郊外は別)見学可能というすぐれもの。

ただし、売っている場所が、町の北外れにあるチケットセンターだけなので、まずはそこを目指して走ります。
00010974
レンタル屋さんのお姉さんの話だと、
「左側に大きな病院が見えたら右折して。その道を真っ直ぐ行けば交差点の左側にチケットセンターがあるわ。」とのこと。

この「大きな病院」を見つけるのに苦労しました(笑)

だって、建物にホスピタルって書いてないんだもん。

でも、なんとか曲がるポイントを見つけて、この交差点にたどり着きました。

右側に見えてる建物がチケットセンターです。
00010975
交差点のロータリーの真ん中に立っている像。これから、遺跡を巡る気分が高まります。
00010976
これが、チケットセンター。
中は、中国人の団体でいっぱいでした。
00010980
向こうは何だろう?ミュージアムかな。
00010979
チケットカウンター。ここで、顔写真が撮られ、それを貼り付けたチケットを発行しています。
1日券は37ドルでした。
00010977
最初は、こんなにいっぱい観光客がいて、しかも顔写真の撮影。
こりゃ、相当待つかな、と思いましたが、手際のよさはさすが。

50人くらい並んでいた中国人の団体も、パシャパシャ連続して撮影。

私のチケットも、すぐその場で出来上がりました。

3日券だとホルダーももらえるようですが、1日券では紙のまま。失くさないようにしないと。
00010959
中国人の団体。
1970年代ぐらいは、日本人もこんな感じでツアーしてたのかな。
00010988
チケットセンターの中は、クーラーが効いていて涼しい。
うっかり、のんびりしかけましたが、現在11時。日没まで7時間くらいしかありません。
00010978
さあ、アンコール遺跡弾丸見学に出発です。